現在のCRIでの役割は？

現在はCRIの主力製品である、統合型サウンドミドルウェア「CRI ADX2」（以下、ADX2）のライブラリ開発を行っています。主な業務は新機能開発、ユーザーサポートで要望された機能追加、不具合修正などです。

なぜCRIを選んだ？

CRIを選んだ主な理由はミドルウェア開発に求められるプログラミングのスタイルと、自分がしたいプログラミングのスタイルが合致していると思ったからです。

CRIでは、多くのゲーム開発現場で利用されているミドルウェアを開発しています。 昨今のゲームはグラフィックスやサウンドが非常に高品質になっており、限られたリソースの中でそれらを実現することには、競技プログラミングにも通じるような極めて効率の良いプログラムを作成するスキルが求められます。

私も学生時代は高専プロコンに参加し、競技部門で本戦に出場した経験があります。 在学中からプログラミングに取り組む中で、効率の良いプログラムを作成するということに重点をおいて開発を行っていましたし、そういったこだわりを持ってプログラミングを行うことが好きでした。
そのため、アルゴリズムや、プログラムの最適化に特に興味を持っており、そういったことを業務内でできる企業を探していたため、私はCRIに入社することを決めました。

CRIの面白いところ（やりがい）は？

CRIでは会社名にもなっているミドルウェアを作っています。 その中で、私が開発に加わっているADX2はゲームでのサウンド制御を行うランタイムライブラリやツールなどを提供しています。

CRIでは、より便利な機能を新規に実装しユーザー（ゲーム開発者）に使っていただくため、常に新機能開発を行っています。私も入社してすぐに新機能開発に取り組みました。

ミドルウェア開発においては新機能実装以前のライブラリを使っていたユーザーのための互換性維持や、パフォーマンス最適化などの難しい要素があり、学生時代とはまた違った工夫が求められました。 そういった様々な困難を共に働くチームと議論しながら開発を行っていくことが非常に楽しく、やりがいがあると感じています。

学生へのメッセージ

私はCRIで働く中で、自分が楽しんで仕事できる企業に就職することが重要だと思いました。

CRIで開発を行う毎日はとても楽しいもので、非常に充実しています。 それは、私がやりたかったプログラミングを今の職場でできているからだと思います。

学生の皆さんには、自分がやりたいことときちんと向きあって、それができる企業選びをしてほしいなと思います。