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INTERVIEW新入社員インタビュー

新入社員インタビュー:H.C さん

H.C さん

研究開発部(ゲーム分野向けミドルウェア開発)

2020年入社

韓国出身。高校時代に日本語に興味を持ち、韓国の留学プログラムをきっかけに九州の大学に進学。
2020年CRIにソフトウェアエンジニアとして入社。
研修終了後に研究開発部に配属され、現在ADXのエフェクトまわりを担当中!
日本にきて10年近くになるという彼に、ロングインタビューを行いました!

日本の大学に進学を決めたきっかけにはどんな背景があった?

最初は自国で留学のプログラムがあり、たまたまタイミングが合った、ということからですが、調べていくうちに九州の大学の学部が電気系、情報系を両方やっていて、そこなら両方を勉強しながら将来自分でどちらに進むか選べると思ったので、進学を決めました。

日本語の勉強はいつくらいから?

趣味としていたのは高校の時からで…少年ジャンプと逆転裁判で学びました笑
ちゃんと勉強したのは韓国での留学プログラムの中の半年間と、日本に来てからの留学センターでの半年間ですね。
最初は全然話せなかったです。

入社を決めた理由って?

もともとサウンドというより、音の技術や音響的なところに興味があったので…
そのため就活の時にその分野の会社の中で探していました。
加えて、ゲームに関係する会社もチェックしており、その2つの条件に合致していたのがCRIでした。

今年のCRIの研修はどうだった?

今年は(緊急事態宣言などもあり)特殊な年だったと思いますが…
自分でテーマ決めをした後に研究をして発表をするという研修が印象的でした。
他社の友人の話をきいても、そういう例はなかったと思います。
大学時代、研究室の卒論テーマ決めを思い出しました笑

メンターと新人メンバーで組まれたグループの中で、いくつか提示されたテーマを選ぶこともできたし、自分で考えたテーマを選ぶこともできました。
大企業とかだと統一された研修になりがちだと思うのですが、他の同期一人一人見ても、結構扱うテーマがバラバラで、それぞれに先輩のみなさんが対応してくださり、様々な専門分野の方がいるCRIならではの研修だと思いました。
とても楽しかったです!

今やってることはどんな仕事?

CRIのツール、ADXに新しい音のエフェクトを追加する仕事をしています。
そういった新しい機能追加を、新人の自分1人でーもちろんサポートを受けながらですがー実験的な検討から、実装してリリースまでこぎつけるまでをまかされてやるというのは良い環境だと思っています。

内定が出てから入社まで不安はなかった?

正直、入社までは不安を感じていました。
プログラミングもガチでやってます!というような同期がいるなかで、信号処理的な業務を希望しつつも、会社で配属されて自分がそれをできるのか…とか。
実際入ってみて、開発ならではのワクワク感もあり、今は自分なりに何とかやれているなと思っています。

業務の中でのやりがいってどんなところ?

今はADX2のエフェクト周りの実装を担当してますが、自分で実装した音がすぐ聞けて、何かが出来上がってるのを感じられることが一番ですね。
ようやく音がでた、というところから始まって、他の機能と同じように使えるようになるまでが結構楽しいです。

自分が作った機能をリリースして、お客さんに触ってもらって、タイトルに採用されて…というところを想像すると面白いよね。

はい、特に最近の話でいうと新機種向けSDKの目玉機能を実装していたので、お客さんがそれを使うためのサポートができるというのもいちゲーマーとしても心躍るところがありますね。

それでいうと、ゲームのタイトルを作ることは興味なかったの?

なくはなかったんですけど…もともと足回り、下を整えるところが好きだったので。
もしゲーム会社に入ったとしても、技術研究の部署に配属されたんじゃないかな…
そういうところを狙って応募していましたね。

今後の野望は??

個人の開発でも小さい規模のゲーム会社でも、いろんな機能が使えるようにゲーム業界の音の平均レベルをあげるようなことができればと思ってます。
エフェクトはやっぱりお金かかったり、プラグインとか、高かったりするんですけど、そういうのをCRIはADXの中にまとめて提供しているので。

あとは、韓国でもADXがもっと広まってほしいなと思っていて…笑
韓国の会社は基本的にミドルウェア使わないんですよ。大手のところは社内でやることが多いし。
PCがメインだからなのか、ミドルウェアという概念が浸透していない。
そこに切り込んでいくことができればいいな~と思っています。

学生へのメッセージをお願いします!

自分のやりたいことのイメージをしっかり持つようにしてほしいなと思います。
方向性だけでもいいし、自分はこういう仕事やりたいというイメージをなんとなくでも持つようにしていると、就活の中でも大きい軸になっていくんじゃないかなと思います。

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